プログラミング特別イベント(20180325)

大学附属の小学校に通う子ども達を対象としたプログラミングイベントを実施しました。

特別講師としてWorlf Robot Summit ジュニアカテゴリー競技委員の川原田康文先生(元立命館小学校ロボティクス科教諭)をお迎えしましたので、いつもとは違う特別な空間・時間を子ども達は経験できたのではないでしょうか。

 

【これからのプログラミング教育】

川原田先生は日本に7名しかいないLEGO LEad Teacherの1人でもありますので、今回はキットとして「LEGO」を使用しました。

使用するキットは同じでも、教える講師によって内容が大きく異なることは皆様ご存知の通り。

Pepper社会貢献プログラムで、川原田先生(監修)・イデアスポット代表の竹山(教材開発協力)が共に取り組んだ一つのテーマとして、『教科との連動』があります。

www.softbank.jp

 

今回はそのエッセンスが入った特別授業でした。

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 速さと時間の関係です。

反比例の考え方・逆比の考え方に繋がります。

理解しにくい算数・数学の内容も、入り口を変えると理解が進みますね!

 

子ども達も良い表情です。

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 今回学んだことが、教科書やテキストで文字として学習する学齢になったタイミングで花開くでしょう。

IQKEYロボット教室『ロボキッズ』( https://idea-spot.net/robotics.html )同じ考え方です。

先に体に宿してから、文字で演繹的に学習する。

 

子ども達の学びを加速させる方法は一つではありません。

教材は扱い方次第で姿を大きく変えます。

 

イデアスポット京都校

https://idea-spot.net/

代表 竹山隼矢

『アイエルフ(iELF)』4つの特徴

イデアスポット英語新講座の『アイエルフ(iELF)』に関して、特徴をまとめました。

体験会は下記の日程となります。

①3/31(土)14:00〜14:50 ②4/1(日)14:00〜14:50

まずは準備講座が4月から開講致しますので、今年お子様の海外留学をお考えのご家庭はぜひご参加下さい。

体験会への参加は、HP( https://idea-spot.net/ )よりお申し込み頂けます。

 

世界と接続する英語学習

~進路を世界から選び取る~

人々が多くの分野で国境を越えて交流する現代社会において、英語は国際共通語として多くの非母語話者に使用されています。英語教育における極端なネイティブ志向は英語の使用実態と異なるだけでなく、「ネイティブのように話せない」という不要なコンプレックスを学習者に与え、英語を使ってみようという気持を作り出せない原因となっています。アイエルフ(iELF)では『国際共通語としての英語』を掲げ、英語初級者のレベルから文法的な理解と並行させて『自分の英語』を使う経験を提供します。英語は完璧になってからでないと使えないものではありません。使いながら『自分の英語』を育てるのです。

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【4つの特徴】 

① 極端なネイティブ志向からの脱却

→アメリカ英語やイギリス英語を唯一の基準とするのではなく、世界の多様な非ネイティブ英語にまで対応することを考えた英語講座です。「国際共通語としての英語」というコンセプトで学習して初めて、国際人としての感性を育むことができます。

 

② 第二言語習得指導のスペシャリスト監修

クイーンズランド大学でTESOL(英語教授法)を修了し、日本語教師資格も併せ持つ第二言語習得指導のスペシャリストが監修しました。“今までの”海外留学で得られる語学的学習効果については、アイエルフ(iELF)で大部分を得ることができます。

 

③ “これからの” 海外留学・海外進学

→海外留学の醍醐味は言語学習を超えたところにあります。いつでも「自分の英語」を使える状態にしておけば短期留学でも、英語体験以上の、価値ある異文化交流に学ぶことができます。語学として万全な準備をして、海外留学・海外進学に臨むという新提案です。

 

④ あらゆる英語試験にも対応できる真の英語力 

→英検・TOEICTOEFLなどの英語民間試験はもちろん、中学受験英語選択入試・最難関高校英語入試などあらゆる試験に対応できるホンモノの英語力を体系的に身につけます。小手先のテクニックに頼った、試験のためだけの英語学習はもうする必要がありません。

  

※4月からの準備講座開講に合わせて、HPも更新致します。

 

イデアスポット京都校

英語科主任 山﨑謙介

低学年指導で大切なこと④

イデアスポット低学年(小2・小3)担当者だけでのミーティングを実施しました。

算数・国語担当者ともに考えていることは同じ。それぞれの生徒に対しての指導方針もシンクロしています。

※指導方針のズレが生じないよう、定期的に実施しております。

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我々が指導で最重要視していることは、"宿題チェック"です。

低学年指導において、このこと以上に重要なことは他にはないでしょう。

何かを自分の血肉にするような深い学びには、必ず"下地"が必要なのです。

 

読書量と読解力には相関がないことが分かっています。

つまり、基礎スキルが身についていない段階で量をこなしても、効果的に力に変換することはできないということです。

国語における"下地"とは? 語彙でしょう。

算数における"下地"とは? 計算でしょう。

時代が変わったとしても、この部分は決して変化しません。

 

下地作りは地道な作業が必要な領域ですから、そこは家庭で実施する宿題となります。

授業ではその下地を平らにならし、固め、新たな層を重ねるための準備をします。

宿題チェックは『下地を平らにならす』部分にあたります。

いくら素晴らしい情報や技術を授業で伝えたところで、平らにならすことなしに上乗せされたものは子ども達には馴染みません。

我々が「宿題は丸つけしないで持ってきて下さい。私たちがやります。」とお伝えしている理由をご理解頂けましたでしょうか?

我々が当日実施する授業に馴染むよう、『下地を平らにならす』ことを放棄するはずがありません。

  

何をどう間違っているかを把握せず、一週間どう過ごしてきたかを想像せずに実施される授業が、預かっている大切な子ども達に適した授業になるとは考えておりません。

 

中学受験勉強が本格化する小学4年生、

それまでに我が子に何をどのように授けますか?

《体系的な中学受験先取り学習》・《着実で確実な読解力養成》をご希望される方は、イデアスポットにお問い合わせ下さい。

習い事部門・学習塾部門と様々な講座がありますので、お子様の現状に適した講座が見つかります。

 

イデアスポット京都校

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低学年算数担当 竹山 隼矢

低学年国語担当 桜井 淳

英語新講座『アイエルフ(iELF)』について①

イデアスポットの英語新講座として、『アイエルフ(iELF)』を作りました。

introduction to English as a Lingua Francaの頭文字iELFをとってアイエルフと読みます。IELTS(アイエルツ)と名前は似ていますが,あちらはテスト,iELFは講座です。

『アイエルフ(iELF)』の本講座は2018年9月からとなりますが,4月から準備講座がスタートします。4月の第1回目は親子で参加いただける無料体験会(3/31(土)・4/1(日))となりますので,実際にどんな講座なのかはそこで体験していただければと思います。ここでは,『アイエルフ(iELF)』の講座のスタンスを体験会では時間の都合上お話できないであろう、少し理論的な話を含めてお話しようと思います。

 

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みなさんはESLあるいはEFLという言葉をご存知でしょうか?

 

ESL:English as a second language(第二言語としての英語)

第二言語としての」というのは,「目標言語が第一言語として使われる環境で学ぶこと」

EFL:English as a foreign language(外国語としての英語)

「外国語としての」というのは,「目標言語が第一言語ではない環境で学ぶこと」

 

つまり,ESL第二言語としての英語)とはアメリカやイギリスなどの英語圏での英語学習のことであり,EFL(外国語としての英語)とは,多くの日本人がそうであるように,非英語圏における英語学習のことになります。

 

では,なぜこのような区別が必要なのでしょうか?

それはESL環境にいるのとEFL環境にいるのとでは,環境が学習者の学習メカニズム(input,output,動機付けなど)に与える影響のあり方が大きく異なるからです。ですから留学中には成功していた勉強法を帰国後に同じように続けてもあまりうまくいかないという話をよく聞きますが,それはある意味では当然と言えます。

 

日本で英語を効果的に学習するためには,EFL環境での最適な学習方法について考えなければいけません。具体的には,まず限られたインプットの量を質で補うことが大切です。教材の選択,学習内容,学習方略など工夫できる点はたくさんあります。また創造的なアウトプットの機会を確保することも必要です。書かれた英文をただ音読するのは厳密にはアウトプットとはいえません(音読が必要ないということではないですよ)。自分の頭で英文を組み立てて表現するのが本来のアウトプット活動であり,そのような機会を多く用意することが重要です。さらに,それを成功体験として動機付けにつなげることもEFL環境では重要でしょう。

 

『アイエルフ(iELF)』も当然それらを考慮した講座です。無理に英語漬けにしたり,とにかく英語のシャワーを浴びさせたりすることで擬似的なESL環境を作るというような方法は取りません。また,ただの留学実用英会話でもありません。『アイエルフ(iELF)』が目指しているのは,対象である小学4年生から中学生の生徒ひとりひとりのその後の英語学習,あるいは広く第二言語学習を支える言語習得能力を育成することであり,その手法的観点として“「自分の英語」を育てる”という姿勢を採用しています。

 

次回は、“「自分の英語」を育てる”という姿勢の説明から,海外留学・グローバルシティズンの育成についてお話しようと思います。

 

イデアスポット京都校

英語科主任 山﨑謙介

関西中学入試における『英語』③

『私立中、受験科目に(英語を)採用増加』

このような見出しの記事や情報が増えていることから、中学受験を検討されているご家庭の保護者の皆様は、「英語をやらないといけないのかしら?」と新たな不安の種をお持ちかと思います。

英語入試はあくまでも "一つの合格方法である" と割り切って、気楽に読んで頂けますと幸いです。

 

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首都圏だけではなく、関西でも英語選択入試が広まっていることは、数値を含め過去に記述しました。

今回は、数年前から英語入試を実施している首都圏私立中学の受験データを参考にしながら、今後の関西中学入試における英語の立ち位置を探っていこうと思います。

※全ての学校を紹介することはできませんので、ほんの一部を抜粋します。(帰国入試は省く)

 

【3年以上英語入試を実施している学校の実倍率推移】2016年度→2018年度

開智日本橋学園 2/1男子   1.68倍→2.83倍

開智日本橋学園 2/1女子   1.54倍→2.22倍

十文字 2/2チャレンジ型   1.20倍→2.17倍

広尾学園 2/2インター男子  4.00倍→6.80倍

広尾学園 2/2インター女子  3.75倍→9.00倍

山脇学園 2/1英語A    1.26倍→1.71倍

 

上記はほんの一部ですが、顕著に倍率が上がっていることが分かります。

 

【2018年度から実施スタート】2018年度

跡見学園 2/4英語コミュ   1.00倍

共立女子 2/3PM     2.04倍

 

データから推測すると、ここから倍率が上がっていくことが予想されます。

しかし、それぞれの学校の英語の問題に差があることも事実。

関東も関西もそのあたりは同様です。

 

学校が英語という教科をどう捉えているかが問題に反映されます。

・海外で生活をするための英語

・大学受験のための英語

資格試験で表すと、英検・TOEICTOEFL、どのタイプに近いのかで分類すると分かりやすいかもしれません。

 

さて、2018年度注目の高槻中学校の英語入試はどのような問題だったのでしょうか?

西大和学園の英語入試は?

入試問題に学校の考えやカラーは反映されます。

我が子を預ける選択肢に入っているのであれば、チェックしてみましょう。

 

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代表 竹山隼矢

『Pepper 社会貢献プログラム2(第2弾)』について

イデアスポットが教材開発協力をした、『Pepper社会貢献プログラム2(第2弾)』

ソフトバンク公式HPより》

ロボット・プログラミング教育の良さは、センサー(入力)のはたらきとモーター(出力)の動きの関係をプログラムで制御する(論理的な思考)が実践できることです。子どもたちにとってはディスプレイの中の仮想的なものより、実体のある機械や装置が動きしゃべるといったことの方が結果が分かりやすく、楽しんで学習に取り組むことができます。

新学習指導要領で重要とされている「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」は、将来子どもたちに必要な資質・能力の育成に深く関係しています。ロボット・プログラミング教育では、これらを総合的に学習することができ、そして「考える癖」を育みます。 Pepper 社会貢献プログラムで提供する教師用指導書は、単なるプログラミングの理解や表現だけでなく、社会との関連や将来への活用など、グループ活動や討論の中に発信も加え、学習効果をさらに高められるよう工夫しています。

 

※既存のプログラミング教育・教材とは明らかに違います。

① ロボットがヒューマノイド型である点

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車タイプのプログラミング教材がほとんどである中、唯一のヒューマノイド型ロボットを使用してのプログラミング教育。

思考の範囲が"生活"分野まで広がるため、子ども達の幅広い着想をすくい上げることが可能です。

今後、ロボットと共存する未来を想像してみて下さい。

車タイプのロボットももちろんあるでしょうが、皆さんの頭に最初に浮かんだのはヒューマノイド型ロボットではないでしょうか?

 

② 公教育・私教育(私立校,学習塾)・教育委員会・大学・一般企業が協力して作成している点

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様々な視点から、今回の社会貢献プログラムは構築されていきました。

それぞれの利益追求ではなく、純粋に"これからの未来を生きる子ども達のため"に作られています。

 

『Pepper社会貢献プログラム2(第2弾)』は2018年4月から追加で実施され、今後3年間で9.1万人の子ども達がPepperを使ってプログラミングを学んでいく見込みです。

公教育と私教育の壁は溶けていくと同時に、役割分担が進むと私は考えています。

 

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代表 竹山隼矢

2018年度関西中学入試分析③

今回は進学校に関して、2018年度関西中学入試を分析します。

『2018年度関西中学入試分析②』と同様、志願者数に注目してみましょう。

難関進学校の人気が高まっています。

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志願者数(初日) 2017年度→2018年度

大阪府

大阪星光学院:683名→763名

四天王寺:519名→634名

清風南海:男子 533名→571名 女子 389名→394名

 

兵庫県

甲陽学院:382名→423名

灘:683名→735名

啓明学院:男子 93名→102名 女子 113名→124名

 

京都府

東山:363名→388名

洛南:女子 251名→263名

 

奈良県

東大寺学園:947名→965名

 

和歌山県

開智:193名→265名

 

初日だけを抽出すると、以上のような見え方になります。

おやおや?京都の洛星や洛南(男子)は志願者数が数値としては増えていませんね。

しかし、この最難関校2校はちゃんと難化しているのです。

 

分析をする際の観点は「志願者数」だけではありません。

詳しい情報や数値の見方に関しては、塾生限定の報告会でお伝えします。

イデアスポットでは、関西だけではなく関東の進路指導も可能です。

※報告会では関東の中学受験情報も扱います。

 

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代表 竹山隼矢