低学年指導で大切なこと④

イデアスポット低学年(小2・小3)担当者だけでのミーティングを実施しました。

算数・国語担当者ともに考えていることは同じ。それぞれの生徒に対しての指導方針もシンクロしています。

※指導方針のズレが生じないよう、定期的に実施しております。

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我々が指導で最重要視していることは、"宿題チェック"です。

低学年指導において、このこと以上に重要なことは他にはないでしょう。

何かを自分の血肉にするような深い学びには、必ず"下地"が必要なのです。

 

読書量と読解力には相関がないことが分かっています。

つまり、基礎スキルが身についていない段階で量をこなしても、効果的に力に変換することはできないということです。

国語における"下地"とは? 語彙でしょう。

算数における"下地"とは? 計算でしょう。

時代が変わったとしても、この部分は決して変化しません。

 

下地作りは地道な作業が必要な領域ですから、そこは家庭で実施する宿題となります。

授業ではその下地を平らにならし、固め、新たな層を重ねるための準備をします。

宿題チェックは『下地を平らにならす』部分にあたります。

いくら素晴らしい情報や技術を授業で伝えたところで、平らにならすことなしに上乗せされたものは子ども達には馴染みません。

我々が「宿題は丸つけしないで持ってきて下さい。私たちがやります。」とお伝えしている理由をご理解頂けましたでしょうか?

我々が当日実施する授業に馴染むよう、『下地を平らにならす』ことを放棄するはずがありません。

  

何をどう間違っているかを把握せず、一週間どう過ごしてきたかを想像せずに実施される授業が、預かっている大切な子ども達に適した授業になるとは考えておりません。

 

中学受験勉強が本格化する小学4年生、

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イデアスポット京都校

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低学年算数担当 竹山 隼矢

低学年国語担当 桜井 淳