関西中学入試における『英語』②
前回よりもさらに細分化してまとめていきます。
合否の判定基準として、関西中学入試における『英語』という教科の立ち位置は2つあります。
①入試科目に英語を課す
②資格(英検など)を判定に加味・優遇する
〜2018年度関西中学入試〜
【入試科目に英語を課す】
・京都府(7校)
京都聖母学院、平安女学院、大谷、京都学園、京都文教、同志社国際、花園
・大阪府(13校)
大阪薫英女学院、大阪信愛学院、梅花、プール学院、アサンプション国際、追手門学院、追手門学院大手前、賢明学院、香里ヌヴェール学院、常翔啓光学園、高槻、羽衣学園、箕面自由学園
・兵庫県(6校)
・奈良県(2校)
【資格(英検など)を判定に加味・優遇する】
・京都府(4校)
大谷、京都橘、京都文教、龍谷大学付属平安
・大阪府(11校)
大谷、城南学園、相愛、プール学園、追手門学院、追手門学院大手前、大阪国際大和田、大阪青陵、常翔学園、清風南海、箕面自由学園
・兵庫県(10校)
滝川、報徳学園、愛徳学園、神戸国際、松蔭、武庫川女子大学附属、百合学院、神戸龍谷、東洋大学附属姫路、雲雀丘学園
・奈良県(1校)
奈良学園登美ケ丘
中学受験の勉強と同時並行で英語の勉強をすることは、首都圏では不可能に近いかもしれません。
しかし、3教科受験(算・国・理)が主流である関西では、英語が入り込む隙間があることは事実。
"英語を含めた中学受験"が関西で独自の発展をする可能性があります。
少なくとも、首都圏よりも英語に比重のかかった受験が実現する可能性は高い。