中学受験進学塾の新年度は2月から
中学受験進学塾では新年が明けると、すぐに新しい年度が始まります。
イデアスポットの学習塾部門である、会員制難関受験専門塾『エリオ(elio)』では2月より新学年授業を開始します。
なぜ学校よりも早いタイミングで学年が上がるのか。
理由はとてもシンプルで、関西中学入試・首都圏中学入試を中心に、中学入試が1月・2月上旬に実施されるからです。
カリキュラムを1月末として指導を実施するためには、2月スタートとする必要があるのです。
※中学受験での合格を一つの目標とするわけですから、1月末までに仕込み終わることが必須。
難関受験へ早めのスタートを切って頂くために、関西のエリオ(elio)では2月特別体験を実施致します。
新年度塾選びのラストチャンスとなりますので、ぜひこの機会にエリオ(elio)の指導を体感して頂ければと思っております。
【エリオの強み】
① 難関指導実績が豊富な選抜されたプロ講師陣
elioの講師は、最難関合格実績を持つ選抜された講師です。難関合格は偏差値とにらめっこしていても生まれません。生徒の可能性を引き出す力は合格指導の経験で培われます。お子さま一人ひとりの能力や性格を見極め、合格へ向かう力を最大限に引き出します。
② 会員制の少人数定員制
既存の塾指導を超える。本物にこだわる。だからelioは会員制を採用しました。生徒たちとの距離感を大切にするために設計された教室。生徒たちの得意不得意はもちろん、学校別カリキュラム、入試演習後のフォローなど、少人数定員制だから細かいところまで指導できます。
③ エリオ独自の発展型教材
中学受験合格に最適な教材と言われる、四谷大塚の『予習シリーズ』を主教材として指導。さらにelioでは、各科目の「elioオリジナル教材」で個々それぞれに合わせた発展型の添削指導を行っています。長年経験を積んだプロ講師たちが独自に作りあげた受験のバイブルです。
④ オーダーメイドの弱点補強プリント
難易度の低いものから高いものまで、あらゆるレベルの問題を11万問以上保有しています。その中からelioの講師が問題を厳選し、お子さまに最適な課題を最適なタイミングで提供することで、効率的かつ効果的な学習が可能となります。“全てがオーダーメイド”それがelioの指導です。
問題量・学習時間をむやみに増加させるスタイルでは決してありません。
適切な分量を適切なタイミングで実施することで、効率的に効果的な学習を実現します。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
2019年度 関西中学入試における『英語』②
前回の記事では、合否判定に英語を活用している学校を列挙しました。
今回の記事では、「英語を活用し、"算数なし"で中学受験可能な学校」を整理してお伝えできればと思っております。
ご存知の通り、『中学受験算数』は特殊教科です。
合否を左右する教科であり、かつ対策に時間がかかります。
子育ては何が起こるか分かりません。
例えば…
英語を一生懸命習い事として頑張っていたお子様が、「◯◯さんが中学受験するみたいだから、私もやる!」と小学6年生になって突然言ってきたとき、どのように対応しますか?
「今からだと無理よ!」はかつての答え方かもしれませんね。
受験方法が増えた今、「そうねぇ、あなたならこんな受験が可能かもしれないわ!」と答えることができます。
スマートに対応し、お子様の未来を拓くため、この記事の情報をご活用下さい。
【大阪府】(7校)
金蘭会・梅花・プール学院・アサンプション国際・追手門学院・香里ヌヴェール学院・常翔啓光学園
【兵庫県】(4校)
【京都府】(2校)
京都聖母学院・ノートルダム女学院
【滋賀県】(1校)
光泉
※詳細については各学校のHPにて募集要項をご確認下さい。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
2019年度 関西中学入試における『英語』①
【前提】
合否の判定基準として、関西中学入試における『英語』という教科の立ち位置は2つあります。
①入試科目に英語を課す
②資格(英検など)を判定に加味・優遇する
全体としては実施校数が増え、2018年度は①②の延べ校数は54校でしたが、2019年度は76校となりました。
2015年度の延べ校数と比較すると約12.7倍となり、新たな合格方法として確立されたと言えるでしょう。
〜2019年度 関西中学入試〜 ※赤太字は2019年度より導入
【入試科目に英語を課す】
・京都府《8校》
京都聖母学院、平安女学院、大谷、京都学園、京都文教、同志社国際、花園、ノートルダム女学院
・大阪府《14校》
大阪薫英女学院、大阪信愛学院、梅花、プール学院、アサンプション国際、追手門学院、追手門学院大手前、賢明学院、香里ヌヴェール学院、常翔啓光学園、高槻、羽衣学園、箕面自由学園、金蘭会
・兵庫県《8校》
小林聖心女子学院、神戸国際、松蔭、親和、神戸龍谷、滝川、武庫川女子大学附属、百合学院
・奈良県《2校》
・滋賀県《2校》
光泉、立命館守山
【資格(英検など)を判定に加味・優遇する】
・京都府《6校》
大谷、京都橘、京都文教、龍谷大学付属平安、ノートルダム女学院、京都学園
・大阪府《23校》
大谷、城南学園、相愛、プール学園、追手門学院、追手門学院大手前、大阪国際大和田、大阪青陵、香里ヌヴェール学院、常翔学園、清教学園、清風南海、箕面自由学園、早稲田摂陵、清風、アサンプション国際、大阪学芸中等教育、関西大倉、金光大阪、四条畷学園、常翔啓光学園、浪速、桃山学院
・兵庫県《10校》
滝川、報徳学園、愛徳学園、神戸国際、松蔭、武庫川女子大学附属、百合学院、神戸龍谷、東洋大学附属姫路、雲雀丘学園
・奈良県《3校》
① 西大和学園が英検2級50点・準1級75点・1級100点の加点
② 滋賀県での英語選択入試導入がついに開始
③ 大阪府で加点校が大幅増加
以上3点が2019年度関西中学入試(英語)のトピックです。
正面からぶつかるだけではなく、新たな制度を利用して子ども達の強みを前面に出してあげることも、中学入試対策において大切なことです。
難関校であればあるほど、求められる英語力は当然高く設定されているので、『英語という教科にどれくらい時間をかけるのか』はお子様の現在の学年を加味し、戦略的に考える必要があります。
一般入試と同時並行で考えるのであれば、『小学5年生までに英検◯級』という目標設定があるとよいですね。
※身近に文法事項を自然に体に入れることができるオンライン英会話システムがない場合は、『小学4年生までに英検◯級』という目標設定をして下さい。
英語を活用した中学受験を検討されている全てのご家庭の参考となりますと幸いです。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
ウォーミングアップ計算・逆算プリント
イデアスポットでの計算力・逆算力のトレーニングは、こちらのプリントで行います。
情報処理力はいつでも身につけることができますが、とにかく早い段階で身につけ始めましょう。
理由はとても簡単。情報処理力は先取り可能だからです。礎の構築は早ければ早いほど良いのは言わずもがなです。
計算や漢字を一生懸命頑張ることは、今までも、これからも大切なことですね。
※残念ながら論理的思考力は先取りが不可能ですので、学齢に合わせて適切に深めた学習を進めることが必要です。焦ってはいけません。
イデアスポットではご家庭でも練習できるよう、プリントデータにプログラムを組み込みました。
それが『ウォーミングアップ計算・逆算プリント』です。
ボタンを押せば問題の数字がランダムに変化し、それに伴い解答の数字も変化する仕組みです。
「授業前」「家庭学習用」など、シーンを選ばず、かつ無限に同レベルのプリントの量産を可能とするプログラミングは教育においてもやはり有効ですね。
プログラミングは間接的にも子ども達の教育に寄与しているのです。
いつでも、いくつでも、準備できます。
塾生の皆さん、きっちりと基盤を固めましょうね。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
賢い勉強とは!?①
子ども達だけではなく、保護者の皆様にも読んで頂けますと幸いです。
【宿題編】
『漢字を全て五回ずつ書いてきなさい』という宿題があります。
この宿題のメリット・デメリットを書き出し、“賢い勉強”を探ってみましょう。
《メリット》
・ストレス耐性をつけることができる。
・最低限の知識を身につけることができる。
《デメリット》
・すでに覚えている漢字も5回書かなければいけない。
・5回書いても覚えていない漢字もそれで終わりになってしまう。
“賢い勉強”をするためには、まず上記のメリット・デメリットを理解する必要があります。
メリットを享受したうえで、デメリットを解消する。
それが“賢い勉強”です。
「メリットを享受することが必修課題であり、デメリットの解消が挑戦課題である。」と考えてみてはいかがでしょうか。
メリットを享受する前に、デメリットを解消しようとしてはいませんか?
それは決して“賢い勉強”ではありません。
同じように出された『漢字を書いてくる』という宿題をするときに、このような考え方ができていれば、『漢字を覚えてきなさい』という宿題に対する行動が変化します。
どの様な宿題に対しても、客観的に整理して吟味してみることはとても大切なことですね。
さらに根っこの部分まで考えてみましょう。
宿題の目的を客観的に整理して吟味するためには、一体何が必要でしょうか?
それは、「賢くなりたい!」「100点をとりたい!」という気持ちに他なりません。
(その目的は様々だと思います。「将来こうなりたいから。」という長期の展望がある場合もあるでしょうし、「お父さん、お母さんに褒められたいから。」という短期の展望もあると思います。「◯◯中学校に合格するため。」という中期の展望もあるかもしれません。)
“賢い勉強”をするための第1歩は、自分にその気持ち(意欲)を持つことです。
「自分にはないなぁ…」と思って落ち込まないで。
「成長したい!」という気持ちは人間の本能です。
子ども達の心の中に隠れている成長意欲を発掘し、刺激し、共にじっくりと育てるために、我々はそれぞれの子ども達に適した意図のある宿題を提示し続けます。
イデアスポット京都校
理科主任 吉本 格
高槻中学校の新図書館オープン
高槻中学校の新図書館を見学させて頂きました。※2018年9/27(木)に開館
一つ一つのデザインに拘りがあり、意味がある。
写真をご覧下さい。
開館初日だった昨日の利用者は、
中1:64名
中2:68名
中3:51名
高1:51名
高2:84名
高3:118名
「学びたい」と思わせる環境がそこにはありました。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
台湾で英語公用語化
先日、台湾政府が中国語に加えて英語を公用語とする政策を来年度からスタートさせることを発表しました。台湾では2001年に小学校5年生からの英語教科化が始まっており、2005年にはそれが小学校3年生からに早められました。こうした学校英語教育の変化に合わせて放課後の英語塾や英会話スクールも賑わいを見せており、台湾での英語教育熱の高まりは日本でも英語教育関係者の間で注目を集めています。
私自身も以前、「最近の台湾では小さいころから週に何時間も英語塾に通っている子がたくさんいる」という話を台湾の留学生から聞いていたこともあり、台湾がどんな変化を遂げているのか興味を持っていたところではありました。
ただ、今回の英語公用語化の背景には、「国際競争力」とか「グローバル人材」といった「おカネの話」だけでなく、英語教育改革をより推し進めようというような側面もあるようです。
つまり、必ずしも台湾での英語使用実態の変化が公用語化を要請しているわけではないのです。日本と比べると約20年も早く小学校の英語教科化を進めた台湾ですが、もしかすると低学年からの英語教科化が思ったほどの成果を上げていないという実情があるのかもしれません。
であるならば、英語公用語化の前にやるべきことは一連の教育改革の効果の検証であり、おそらくそのような議論がこれから出てくることになるでしょう。それは日本にとって多くの示唆を与えてくれるものになるはずです。また、もし英語が本当に公用語となった場合どのような変化が起こるのか。それについても、注視していく必要がありそうです。
イデアスポット京都校
英語科主任 山﨑謙介