世界の教育①(台湾)
《教育制度》
日本の小学校にあたる6年制の「国民学校」と、日本の中学校にあたる3年制の「国民中学」までが義務教育です。教科は7つの学習領域があり、英語を含む「言語・文学」、「健康・体育」、「社会」、「芸術・人文」、「自然・生活科学技術」、「数学」、「総合活動」に分類されています。
台湾の小学校の授業では、PCを用いたデジタル教育や英語教育に力が入れられています。台湾における英語教育は、日本に先立ち2001年から小学校で必修化されました。
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国民中学を卒業した90%以上の生徒が、日本の高校にあたる3年制の「高級中学」または日本の専門学科高等学校にあたる「高級職業学校」へと入学試験を経て進学します。
台湾にはトップ4の国立大学を指す「台清交成」という大学グループ(「台湾大学」「清華大学」「交通大学」「成功大学」)があり、そのトップに君臨するのが台湾大学です。
《習い事事情》
放課後は習い事や学習塾に通うことが多いです。
習い事では英語、水泳、ピアノ、テニス、ダンスなどの人気が高く、日本と近いと考えて問題ありません。学習塾も街の至るところにあり、現在は個別指導塾が人気となっています。(日本のブームから一年間遅れている感覚です。)
日本の教育と近いところが多く、イメージしやすかったのではないでしょうか。
イデアスポット(idea spot)
代表 竹山隼矢
習い事部門人気講座『マイクロキッズ』に関して
プログラミング学習は、“プログラミング的思考”を学ぶ手段の一つにすぎません。
イデアスポットの習い事部門で開講している、micro:bitプログラミング教室『マイクロキッズ』は、1年間限定カリキュラムでプログラミングの基礎部分だけを徹底的に身につけるための講座です。
※プログラミングという学習手段から得ることができる恩恵は限定的であり、小学校・中学校で必修化される基礎部分に関しては複数年学ぶ必要性がないため、1年間のスマートで骨太なカリキュラムを採用しております。
今回の記事では、1年間の流れである「基礎学習」→「定着度判定テスト」→「テーマ学習」をそれぞれ説明致します。
■ 基礎学習(3ヶ月)
プログラミング的思考を学ぶうえで必要不可欠な知識の取得が目的です。
まずは、全16ページのオリジナル教材に取り組みます。この教材を完遂したのち、講師がお子様のレベルに合わせてあらゆる問題を出し、トレーニングします。それらを通じ、講師が『パソコンの基本操作』『プログラミングルールの取得』『変数の活用』の3要素を定量的に分析し、定着度判定テストに進むめるかどうかの判断をします。
■ 定着度判定テスト(1ヶ月)
テーマ学習に進むための前提となる知識・スキルがあるかどうかを判断するためのテストです。
テスト時間は75分間、講師への質問や友達との相談は禁止となっており、全問正解のみ合格です。不合格の場合は、再テストを受験します。一度の受験で合格する確率は、約30%となっており、生半可な知識では合格できないようになっております。
こちらの定着度判定テストが、子ども達のプログラミング基礎知識・スキルを保障します。
※基礎知識・スキルなく思考が深まることは決してありません。思考力を養うためには、準備として知識・スキルの定着が必要不可欠です。
(全ての教科学習にも共通して言えることです。基礎学習なく鍛えようとされた思考力や創造力は紛い物に過ぎず、何の役にも立ちません。)
■ テーマ学習(8ヶ月)
いよいよプログラミング的思考を養うための講座です。
「医療」「物流」など、毎月設定されたテーマを学習します。最先端のテクノロジーを題材にした講座になっておりますので、お子様の社会への関心も養われることでしょう。
また、与えられたテキストにはプログラミングをするコツやヒントは掲載しておりません。思考力を養うことを目的とした内容ですので、基礎学習で培った知識を活かし、自らの頭と経験をフル活用して課題解決に取り組んでもらいます。
現在、イデアスポット1Fにて、京都市教育委員会協賛の体験会を実施しております。
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イデアスポット
代表 竹山隼矢
2020年度 関西中学入試における『英語』②
前回の記事内容を、さらに深めて書いていきます。
↓前回の記事はこちらからご確認下さい↓
特に「英検などの資格を判定に加味・優遇する学校」については興味深いと思いますので、そちらを"京都の私立中学校"に絞ってまとめていきます。
A1:英検・漢検/4級10点、3級15点、準2級以上20点加点
他 :英検・漢検/4級 5点、3級10点、準2級以上15点加点
《大谷》
英検/4級10点、3級20点、準2級30点加点
漢検/5級10点、4級20点、3級30点加点
数検/6級10点、5級20点、4級30点加点
《京都学園》
英検/4級10点、3級20点、準2級以上30点加点
《京都橘》
英検/4級10点、3級20点、準2級以上30点加点
英検/4級 5点、3級10点、準2級以上15点加点
漢検/5級以上、合否判定でボーダー上の優遇
《京都文教》
英検/5級5点、4級10点、3級20点、準2級30点加点、2級100点保証
《龍谷大学付属平安》
英検/4級10点、3級20点、準2級以上30点加点
並べてみると、高校入試の盛んな学校名がズラリ。
(高校入試では資格試験による優遇が、内申点への加点という形で以前より存在します。)
同様の流れを中学入試に持ち込めばよいわけですから、ノウハウのある上記の学校が前面に立っているのかもしれません。
かなり大きな加点を行う学校もありますので、他府県も要チェックです。
志望校・併願校に関しては必ず調べておきましょう。
イデアスポット(idea spot)
代表 竹山隼矢
2020年度関西中学入試における出願方法の変化
2020年度関西中学入試の出願に関してまとめました。
小学6年生対象のプレテストなどが始まり、出願のタイミングも迫ってきました。
全体の2/3以上の私立中学校がインターネットでの出願となり、もはや紙願書での出願はマイノリティになっています。
インターネット出願実施校(98校 ※赤字は2020年度より導入)
《大阪府》
大阪星光学院・清風・明星・大阪女学院・大谷・四天王寺・城星学園・城南学園・帝塚山学院・プール学院・上宮学園・追手門学院・追手門学院大手前・大阪学芸高等学校附属・大阪国際大和田・大阪青凌・大阪体育大学浪商・大阪桐蔭・開明・関西大倉・関西創価・関西大学・関西大学第一・関西大学北陽・近畿大学附属・金蘭千里・賢明学院・香里ヌヴェール学院・金光大阪・金光八尾・四條畷学園・四天王寺東・常翔学園・常翔啓光学園・清教学園・清風南海・高槻・帝塚山学院泉ヶ丘・東海大学付属大阪仰星・同志社香里・浪速・羽衣学園・初芝富田林・初芝立命館・箕面自由学園・桃山学院・履正社学園豊中・早稲田摂陵
《兵庫県》
淳心学院・六甲学院・愛徳学園・賢明女子学院・甲南女子・神戸海星女子学院・神戸国際・親和・園田学園・武庫川女子大学附属・百合学院・近畿大学附属豊岡・神戸学院大学附属・三田学園・東洋大学附属姫路・雲雀丘学園
《京都府》
東山・洛星・京都光華・京都聖母学院・同志社女子・ノートルダム女学院・平安女学院・大谷・京都学園・京都産業大学附属・京都橘・京都文教・同志社・同志社国際・花園・洛南高等学校附属・立命館・立命館宇治・龍谷大学附属平安
《奈良県》
育英西・聖心学園・智辯学園・智辯学園奈良カレッジ・帝塚山・奈良育英・奈良学園・奈良学園登美ヶ丘・西大和学園
《和歌山県》
《滋賀県》
特に京都では、附属校である同志社・龍谷大学附属平安、難関進学校である洛南高等学校附属が2020年度入試よりインターネット出願を導入しました。
志望校・併願校の出願方法をチェックしておきましょう。
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代表 竹山隼矢
2020年度 関西中学入試における『英語』①
2020年度関西中学入試に関して、英語に関する情報をまとめました。
今年も英語を判定基準に加えた私立中学校が増加しています。
【英語入試・英語選択入試実施校】(41校 ※赤字は2020年度より導入)
《大阪府》
大阪薫英女学院・大阪信愛学院・金蘭会・城星学園・梅花・プール学院・アサンプション国際・追手門学院・追手門学院大手前・大阪体育大学浪商・大阪桐蔭・金蘭千里・賢明学院・香里ヌヴェール学院・金光八尾・常翔啓光学園・高槻・羽衣学園・箕面自由学園
《兵庫県》
滝川・愛徳学園・小林聖心女子学院・神戸国際・松蔭・親和・武庫川女子大学附属・百合学院・神戸龍谷・雲雀丘学園
《京都府》
京都聖母学院・ノートルダム女学院・平安女学院・大谷・京都学園・京都文教・同志社国際・花園
《奈良県》
《滋賀県》
光泉・立命館守山
【英検等各種検定資格優遇判定】(47校 ※赤字は2020年度より導入)
《大阪府》
清風・大阪信愛学院・大谷・城南学園・相愛・帝塚山学院・プール学院・アサンプション国際・追手門学院・追手門学院大手前・大阪国際大和田・大阪青凌・関西大倉・金光大阪・四條畷学園・常翔学園・常翔啓光学園・清教学園・清風南海・浪速・箕面自由学園・桃山学院・履正社学園豊中・早稲田摂陵
《兵庫県》
淳心学院・滝川・報徳学園・愛徳学園・神戸国際・松蔭・武庫川女子大学附属・百合学院・神戸龍谷・夙川・東洋大学附属姫路・雲雀丘学園
《京都府》
ノートルダム女学院・大谷・京都学園・京都橘・京都文教・龍谷大学附属平安
《奈良県》
《和歌山県》
和歌山信愛
子ども達の中学入学時点での英語力が、入学後のクラス決定に影響を及ぼすこともあります。
上記のような選抜方法を採用している難関中学校であれば尚更でしょう。
中学受験というフィールドで『英語』を武器とするかどうかは別として、子ども達が『英語』という武器を持っているにこしたことはないということです。
イデアスポット(idea spot)
代表 竹山隼矢
関西私立中学入試『プレテスト』
入試と同じ会場で、本番と同様の出題傾向で行われるプレテスト。
夏休み明けから12月までの期間で実施されることをまず頭の片隅に置いておきましょう。
関西中学入試においては、五木駸々堂模試の特別回と併せて、本番の雰囲気を事前に体験できる大変貴重な機会となります。
2019年度中学入試では、関西にある144校のうち96校(66.7%)が実施した入試直前プレテスト。
2018年プレテストで受験者数が多かったトップ10校は以下の通りです。
① 大阪桐蔭 1189名
② 清風南海 1078名
③ 龍谷大学付属平安 846名
④ 近畿大学附属 841名
⑤ 親和 729名
⑥ 関西大学北陽 712名
⑦ 帝塚山学院① 657名
⑧ 大谷(大阪) 638名
⑨ 帝塚山学院泉ヶ丘 616名
⑩ 東山 531名
上記の中学校に京都女子が次点として続きます。
受験を予定している学校のプレテストには足を運ぶようにしましょう。
メリットはあってもデメリットはありません。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢
『マイクロスクール』とは④
【デジタルリテラシーを高めるために】
これからの時代の変化に適応し、より多くの学習機会を有効活用するためには、デジタル領域のリテラシー「DQ(デジタルインテリジェンス)」を早期に高めておくことが必要です。
「DQ」とは、OECDの全世界規模のプロジェクト「Education 2030」(2030年という近未来において子ども達に求められるコンピテンシーを検討するとともに,そうしたコンピテンシーの育成につながるカリキュラムや教授法,学習評価などについて検討している)においても取り上げられる、情報リテラシー /情報モラル /デジタルスキルにおける新しいグローバル基準です。
SOURCE: DQ INSTITUTE
幼少期からデジタルリテラシーを体系的に習得できる機会はなかなかありませんが、イデアスポットは国内の教育機関の先駆けとして、日本のマイクルスクールで初めてDQ教育を取り入れています。
※参考
DQとは? https://cyber-felix.com/
DQ Institute (ENGLISH) https://www.dqinstitute.org/
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢