『習い事』が『学習塾』に内包される時代

進学する学校選択の際に、気にする点が大学進学実績以外(「英語教育」「キャリア教育」「ICT教育」「21世紀型教育」などなど)に広がったことや、選抜方法の多様化が理由と考えられますが、『習い事』が『学習塾』に内包される時代となりました。

 

その中でも特に、

「英語教育」→英会話教室

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「ICT教育」→ロボット教室

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この2つの『習い事』が『学習塾』と相性が良いのは間違いありません。

「成績を上げる」というミッションは手放せない『学習塾』が英会話教室とロボット教室を内包できる理由は、"成績向上"や"志望校合格"に繋げられることです。

※プログラミングは時期尚早。いずれ教科と密接な講座が提供されるときが来るでしょうが、今現在存在するプログラミング教室が教科要素に影響を与えることはありません。

 

『習い事』と『学習塾』は効果を最大化できる環境が違う

という課題を一つの空間で解決しなければ、思うような効果が発揮されません。

オープンな環境で行われるべきか、クローズドな環境で行われるべきか。

保護者の方や一般の方からどのくらい見えるようにすべきか。

学齢によっても、地域によっても違うと思います。

 

『習い事』と『学習塾』のハイブリッド

これがイデアスポット(idea spot)が京都の地で出した答えです。

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2018年度 京都中学入試最新情報

2018年度の京都中学入試情報をまとめました。

選抜方法が多様化しています。お子様に適した形で中学受験に臨めるとよいですね。

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①教科選択入試

京都の受験において、4科必須の中学校がなくなりました。

もちろん4科受験は残っておりますが、2科・3科での受験が全ての学校で可能となったということです。

英語単科受験を行う学校も存在します。(京都聖母学院)

 

②自己推薦型入試【12校】

京都光華・京都聖母学院・同志社女子・ノートルダム女学院平安女学院・大谷・京都橘・京都文教・花園・立命館立命館宇治龍谷大学付属平安

 

③適性検査型入試【6校】

※公立中高一貫校と同タイプの入試問題になります。

京都光華・大谷・京都学園・京都橘・花園・龍谷大学付属平安

 

④思考力型入試【0校】

現在京都で実施をしている学校はありませんが、今後新しいスタイルの入試として増えてきそうです。

 

⑤インターネット出願実施校【13校】

東山・洛星京都光華同志社女子・ノートルダム女学院平安女学院・大谷・京都学園京都産業大学附属・京都橘・立命館立命館宇治・花園

 

多様な選抜方法は多様な受験生を生みます。

そして、中学・高校内での多様性に繋がります。

加えて、一気に京都の中で広がりを見せたインターネット出願。

中学受験において、今まで以上に戦略的な対策・併願が必要となってくるということです。

 

イデアスポット京都校代表 竹山隼矢

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関西中学入試における『英語』①

2018年度中学入試において、英語能力を合否の審査基準に加えている学校は関西でのべ58校。この数字ははたして多いのか、それとも少ないのか。

3年前まで6校しかなかったことを考えるといかがでしょうか?

急速な時代の変化です。

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【2018年度から新たに英語活用入試を導入する学校】

※入試科目に英語を課す学校・英語資格試験を判定に加味する学校を混合して列挙します。

《大阪》10校

梅花・追手門学院・香里ヌヴェール学院・常翔啓光学園・高槻・箕面自由学園城南学園・相愛・大阪国際大和田清風南海

《兵庫》7校

小林聖心女子学院・松蔭・親和・夙川学院報徳学園・愛徳学園・東洋大学附属姫路

《京都》3校

京都文教・大谷・龍谷大学付属平安

 

特に、大阪の高槻中学校や清風南海中学校のような難関校で英語選択型受験が行われることが、今後の関西での英語活用入試の流れを加速させるでしょう。

 

首都圏でも関西でも、公立中高一貫校が生まれたときと同じ流れが起きようとしています。今まで中学受験を考えていなかったご家庭が、中学受験を考えるきっかけとなりそうです。

 

小学校低学年時に海外から帰国した帰国子女達

今までの制度ですと、彼ら彼女らは帰国枠を使った中学受験もできませんので、中学受験をする場合は一般受験をする他ありませんでした。

しかし、英語という強力な得意分野を活かせるステージが準備され、その間口は年々広がっているのです。

 

幼少期から英語をしっかりと勉強している子ども達

今までは中学校に入ってから輝いていた子ども達かもしれません。小学校での英語教科化もあり、スポットライトがあたるのが早まりました。

一つの選択肢として、中学受験はありかもしれません。

 

今回このような情報を書いた理由は、知らないことで選択肢を減らしてほしくないからです。(イデアスポットに通う塾生だけではなく、全ての子ども達に、全てのご家庭に)

教育の情報は良い意味でも悪い意味でも多く溢れています。

その中でご家庭に必要な情報を的確に選択して伝えてくれる存在(講師)を見つける、という観点で塾選びをされるのもよいかもしれません。

全く知らなかった世界が目の前に広がるかもしれません。

『難関校合格』だけを追っていると見えない世界が中学入試にはあります。

 

イデアスポット京都校代表 竹山隼矢

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低学年指導で大切なこと③

今回は《授業編》です。

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低学年の子ども達に対する授業は、自分でよじ上っていけるように環境をコーディネートし、下から支えるイメージです。これから様々なことを学ぶための礎を作る時期ですから、効率度外視で共に歩む覚悟が必要です。

 

①子ども達が何度間違え(失敗)ても、正解(成功)するまで辛抱して待つ。

→正解したことではなく、頑張った行為・態度自体を褒める。

 

②失敗することが大切なことであり、恥ずかしいことではないことを今後の学びの前提とするために、一緒に失敗を笑える空間を演出すること。

→教室のような閉ざされた空間ではなく、見通しの良いオープンな空間が演出には適切。(家だとリビングが適切ですね。)

 

③「教える」「教えられる」という関係にならない。

→生来備わっている『発見する力』を最大限発揮させるためには、教えるという行為は邪魔になる。

 

上記の内容をご家庭でも理解して実践して頂くことで、子ども達の学び方は大きく変化します。

 

次回は《ご家庭への連絡編》です。

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低学年指導で大切なこと②

イデアスポットの中学受験部門として、会員制難関受験専門塾エリオ(elio)が開講して一ヶ月が経ちました。

最高峰の学びを提供するため、学年別に順次スタートしており、現在は小学1年生〜小学3年生の子ども達がエリオで学んでいます。f:id:J-takeyama:20170930002401j:plain

前回の記事で書かせて頂いた通り、親御さんと連携することが低学年指導において最重要です。今回からは、具体的にエリオではどの様に親御さんと連携をしているのかを書いていきます。

 

まずは《下準備編》です。

【ステップ1】家での様子を親御さんに伺う

まずはお子さんの情報収集です。

【ステップ2】理由付けをする

集めた情報(お子さんの行動)一つ一つに親御さんが納得できる理由を付けていく。

【ステップ3】家庭と塾で役割分担する

家庭の教育方針、塾側で考えている対応方針を擦り合わせる。

 

エリオには入会審査申込書があり、そのシートにはお子さんの学習歴だけではなく、一緒に生活しているご家族の情報も細かく書いて頂きます。

その理由はもうお分かりですね?

塾と家庭で二人三脚するために必要だからです。

 

今回はここまで。

次回は《授業編》です。

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低学年指導で大切なこと①

イデアスポット京都校のロボキッズ(幼稚園生コース)が6月に開講し、受講する年中さん・年長さんも増えてきました。

 

本日の授業で「できないから嫌だ!」とロボット工作をすることから逃げそうになっていた生徒がいました。

"逃げている"という事実を自覚させることからスタートです。親御さんと一緒に伝え、一緒に盛り上げ、一緒に喜ぶ。

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低学年指導で大切なことは『親御さんと協力する』ということではないでしょうか?

子どものことを誰よりも知っているご両親。

一緒に子どものことを考える時間は互いに心地良いものです。

 

イデアスポット京都校では、低学年指導(ロボキッズ)はカフェ併設空間で行います。

目の前で子ども達の様子を一緒に見る。一緒に楽しむ。一緒に考える。

そんな心地良い体験を一緒にしてみませんか?

 

中学受験のプロ講師がコーディネートするIQKEYロボット教室『ロボキッズ』

教科観点からも子ども達に変化を起こす、唯一無二のロボット教室です。

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オンライン英会話OLECO(オレコ)の画面設計

システムや教材を扱う『人間』

システムや教材を運用する『環境』

システムや教材に込められた『性能』『心』

 

全ての要素が噛み合って初めて、教育的な効果が発揮されます。

 

最近改めて重要だと感じているのは、教材に込められた『心』の部分です。

 

「子ども達が使ったときに、こんな表情をするんだろうなぁ。」

「ここは間違えるポイントになっているから、理解しやすいように写真を配置しよう。」

「受講中の子ども達の精神を安定させるために、こんなボタンがあるとよいのではないか?」

 

といった具合に教育のプロフェッショナルが真剣に考え、構築したシステム教材はやはり違います。

教育現場を知る教育者であれば、気付くところ・直感的に感じ取るところが多々あるはずです。

 

イデアスポット京都校で扱っているオンライン英会話システムOLECO(オレコ)の画面設計をまとめてみました。

この拘り方は普通ではありません!

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※写真では文字が見難いと思いますので、こちらに記述します。

 

-POINT1-

英語ネイティブ講師とマンツーマン。

でも、顔を見ることが全てではいけません

従来型のオンライン英会話では、講師の顔が大きく表示される形式のものが多くありました。しかし、特に子どもの学習の場合は、視線が画面と手元のテキストを行ったり来たりしては集中できません。講師の存在を感じながらも、同じ画面でテキストが見られることが重要です。

 

-POINT2-

言語を直感的に認識できることにこだわりました。

新しい言語を習得するという観点に立ったとき、耳から聞こえる言葉が、いかに直感的にリアルな意味を持てるかは、極めて重要なことです。学習指導要領に対応したテキスト画面には、豊富な挿絵を採用。少しでも学習者が英語の世界観の中で言語を理解できるように配慮しています。

 

-POINT3-

「わからないときにはどうしよう」という不安を解消。
だから、誰でも学習に集中できます

リアルな形での英語学習であればあるほど、「もし相手の言っていることが理解できなかったらどうしよう?」という不安が学習の気持ちを妨げます。OLECOでは、わからなかったときに「わからない」ということを先生に伝えるボタンを設置。いざというときもパニックにならないので、安心して学習できます。

 

OLECO(オレコ)に興味のある方は、法人・個人問わずいつでもご連絡下さい。

 

イデアスポット京都校

代表 竹山隼矢

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