世界の教育②(オーストラリア)
オーストラリアは原住民であるアボリジニの文化とイギリス文化、さらに昔から多くの移民を受け入れているため、約1/4の人が他国の国籍を持っています。
多国籍の環境で学べることが、オーストラリア教育の特徴でもあり、それぞれの個性や意見を尊重した教育が行われています。
《教育制度》
日本の小学校から高校にあたる教育はオーストラリアでも日本と同じように12年間あります。
基本的には、1~6年生までがプライマリー・スクール、7~12年生までが日本の中高を一緒にしたセカンダリー・スクールという構成になっています。(学年の分け方は州によって異なることがあり、6年・6年制のところと7年・5年制のところがあります。)
通常10年生までが義務教育になり、大学進学希望者は11・12年生まで進みます。
オーストラリアには37の公立大学と2つの私立大学、あわせて39の総合大学があります。
オーストラリアの大学は世界的に見て教育水準が高いです。世界のトップ100大学に6大学(オーストラリア国立大学・メルボルン大学・クイーンズランド大学・シドニー大学・ニューサウスウェールズ大学・モナッシュ大学)がランクインしています。
《習い事事情》
スイミング・体操(ジムナスティック)・ピアノ・ダンス・バレエ・テニス・サッカー・テコンドー・空手・バイオリンなどが主流であり、日本語で学ぶか英語で学ぶかという選択肢が準備されています。
近年、OC(Opportunity Class)やセレクティブ・スクールを受験するための学習塾へ通う子どもがアジア人を中心に増えてきていますが、多国籍であるという背景からか、一つの場所に人を集めて指導するという形は主流ではありません。家庭教師というスタイルが多いです。
日本と同様に銃規制がされていて治安が良く、時差が小さい。
日本人の我々としては理想的な留学先かもしれませんね。
イデアスポット(idea spot)
代表 竹山隼矢