2019年度関西中学入試分析④

分析④では、分析①をさらに深め、関関同立系附属校に関して記述していきます。

分析①の記事はこちら→http://takeyama.hatenablog.com/entry/2019/03/07/000943?_ga=2.31009975.94864179.1556891102-862750852.1491368874

 

まずは前提となる基礎知識を確認しましょう。附属校の整理は以下をご参照下さい。

 

関西学院系(4校):関西学院千里国際・帝塚山学院啓明学院関西学院

関西大学系(3校):関西大学関西大学北陽関西大学第一

同志社系 (4校):同志社香里同志社国際同志社女子・同志社

立命館系 (6校):初芝立命館平安女学院・育英西・立命館守山立命館宇治立命館

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関関同立合計受験者数では、2014年度入試以降継続して増加しています。

"附属校が人気!"と言われる理由は、5年前と比較して20%以上増えている受験生数です。

 

前年との比較では正しく全体像を把握できませんので、それぞれの附属校ごとに2014年度-2019年度の数値(受験者数)比較していきましょう。

全体水準である"20%増"よりも顕著な増加を示している数値を赤字にします。

 

※2014年度→2019年度

関西学院系(4校)】

関西学院千里国際 95→91

帝塚山学院 736→1093

啓明学院 333→456

関西学院 284→320

 

関西大学系(3校)】

関西大学 86→244(参考数値)

※初等部からの初の内部進学年度のため、募集人数半減・後期入試廃止のため、2014年度の数値が低い。2016年度に後期入試を再開し、受験者数が増加している。

関西大学北陽 698→773

関西大学第一 349→446

 

同志社系 (4校)】

同志社香里 883→1175

同志社国際 54→236

同志社女子 747→861

同志社 364→412

 

立命館系 (6校)】

初芝立命館 204→338

平安女学院 129→156

育英西 113→215

立命館守山 337→466

立命館宇治 381→415

立命館 715→722

 

堅調な直系の中学校ではなく、その他の系列校の人気が昨今の附属校人気を数値的に支えていることが分かります。

同志社女子・立命館宇治が難化した』という分析が多く見られると思います。

昨年と比較すると確かにそうかもしれません。

 

※2018年度→2019年度

同志社女子 710→861(21%増

立命館宇治 364→415(14%増

 

数値以上に楽観視する必要も、警戒する必要もないと思います。

様々な雑誌の標語に踊らされないようにしましょう。

同志社女子の受験者数は2016年度にも839名と800名を超えていますが、その後2年連続で700名台(723名・710名)に戻っています。

 

数値を正しく理解し、お子様の未来を預ける志望校を探していきましょう。

学校は入試問題に「こういう生徒に通ってほしい」という願いを込めてきます。

その問題との相性こそが、学校との相性。

偏差値だけではなく、正しい情報と、学校との相性を掛け合わせて学校選びをすることが中学受験では必要です。

 

イデアスポット京都校

代表 竹山隼矢

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