関西中学入試における『英語』④
2018年度関西中学入試の英語選択入試に関して分析が完了しました。
今回は、入試科目に英語を課すタイプの中学校の中でも「算数なし英語受験」が可能な関西の私立中学校をご紹介します。
中学受験算数は、学校で学ぶ算数とも数学とも一線を画す教科ですから、英語選択入試をする受験する子ども達にとっては重い教科となります。
以下の学校の受験設定は、一部の受験生にとってまさに渡りに船ですね。
※算数ありで受験することも可能ですが、今回の記事ではそちらの情報を網羅することは致しません。ご了承下さい。
【梅花】
学力考査:英語50分(リスニングは含みません)
面接:受験生のみの個人面接(面接は日本語で実施します)
【プール学院】
英語 国語または 算数
*英語 35分
*国語・算数は1科目を選択 50分
【アサンプション国際】
英語筆記(20分)+英語インタビュー(10分)+面接(5分)
【追手門学院】
国(50分)、(算(50分)・英(英語検定型)・英(英語コミュニケーションテスト型)から1つ選択
※英語コミュニケーションテスト型:本校教員による10分程度のオールイングリッシュ口頭試験
【香里ヌヴェール学院】
筆記試験(45分)+英語インタビュー(10分)
※リスニングテストなし
英語インタビューではリスニング力のほかに自己表現能力、積極性、自発性を評価します。
【常翔啓光学園】
国・算or国・英(選択)
【神戸国際】
英語(筆記・リスニング)
+国語または算数
(英200点、国・算100点、時間は各50分)
【松蔭】
英語重視2教科型
英語(筆記・リスニング)+国語または算数
(英200点、国・算100点、時間は各50分)
【神戸龍谷】
国語または算数または英語から1科目選択
【夙川学院】
国語・算数・英語から 2科目を選択
【京都聖母学院】
4科型(国語・算数・理科・社会)、2科型(国語・算数)、1科型(英語)のいずれかを出願時に選択してください。
〜英語選択入試で課された問題まとめ〜
多かった順番に数字をつけますので、順番のみをリンクさせて見て頂くと分かりやすいかと思います。
《問題内容》
①選択問題のみ
②選択少+記述多
③選択多+記述少
《問題レベル》※イメージしやすいよう、英検を基準として表現します。
①英検5級レベル
②英検3級レベル
③英検4級レベル
それぞれの①②③同士を組み合わせると、どのレベル感の問題がどの出題形式で課されたのかイメージが湧きますね。
気になる学校はチェックしてみましょう。
英語選択入試は今後も増える受験形態です。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢