低学年指導で大切なこと③
今回は《授業編》です。
低学年の子ども達に対する授業は、自分でよじ上っていけるように環境をコーディネートし、下から支えるイメージです。これから様々なことを学ぶための礎を作る時期ですから、効率度外視で共に歩む覚悟が必要です。
①子ども達が何度間違え(失敗)ても、正解(成功)するまで辛抱して待つ。
→正解したことではなく、頑張った行為・態度自体を褒める。
②失敗することが大切なことであり、恥ずかしいことではないことを今後の学びの前提とするために、一緒に失敗を笑える空間を演出すること。
→教室のような閉ざされた空間ではなく、見通しの良いオープンな空間が演出には適切。(家だとリビングが適切ですね。)
③「教える」「教えられる」という関係にならない。
→生来備わっている『発見する力』を最大限発揮させるためには、教えるという行為は邪魔になる。
上記の内容をご家庭でも理解して実践して頂くことで、子ども達の学び方は大きく変化します。
次回は《ご家庭への連絡編》です。