オンライン英会話の選び方(3つの判断基準)
『聞くだけで英語は習得できる』とか『言葉は右脳で学ぶもの』とか、耳当たりの良い言葉や科学的に根拠のない俗説が溢れる英会話業界。「マーケティングだけで売ってやろう!」という教育からはかけ離れた思惑から生まれた偽物コンテンツが本当に多く存在します。
今回の記事では、「弊社(イデアスポット)で扱っているOLECOは素晴らしい!」ということを書きたいわけではありません。英語学習の狙いや目的によって選択すべきコンテンツは変わるということを伝えたいと思っております。
判断基準を大きく3つにまとめました。
【3つの判断基準】
①通信インフラがskypeか否か
skypeを使用している場合、オンライン英会話は非常に安価で提供されます。
通信環境を他社に依存しているものは自社で通信のクオリティコントロールが不可能です。skypeの機能枠内でしかサービスを拡充できません。
②学習指導要領準拠?独自カリキュラム?
「独自カリキュラム」なかなか良い響きです。ずっと同じオンライン英会話コンテンツを使用したり、同じスクールに通うのであれば問題ありません。しかし、合わずにやめるということが起こり得ます。そうなったときに、オールリセットとなってしまうと考えて下さい。
「学習指導要領準拠」こちらも良い響きです。学習指導要領に準拠していれば前述したようなオールリセットにはなりません。どの部分を学習したとしても、教科書に必ずフィットするところがありますので。しかし、母語習得と第二言語習得のスキル習得順序は完全一致ではありません。科学的に完全に理にかなっているとは言えないでしょう。
③先生が欧米人?フィリピン人?
人間なので一概に「こうだ!」とは言えませんが、教え方に国民性の違いが少なからず出ます。
欧米人が先生の場合、完全にネイティブの発音(イギリス・アメリカ・オーストラリアで多少異なる部分はある)でレッスンが受けられます。中級者・上級者向けと言えそうです。こちらが分からない場合、レベルを下げて対応されることが多々あります。
オンライン英会話に多いフィリピン人の先生の場合、彼ら彼女らは粘り強く教えてくれるという特性があります。フィリピンの先生達も第二外国語として英語を身につけたわけです。つまり、「分からない」という気持ちを理解・共感してくれます。8人家族・9人家族が当たり前の国で育ったという理由もあるのかもしれません。初級者・中級者向けと言えそうです。
学習塾でもオンライン英会話授業を始めるところが今後増えていきます。
ご自分の。そしてお子様の英会話学習環境を選択・決断する際の参考にして頂けますと幸いです。
イデアスポット京都校
代表 竹山隼矢